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最近は、ペット関連の書籍や雑誌などで「ペットロス症候群」のことがよく取り上げられて
います。ペットがまだ元気なうちはあまり関心もありませんが、だんだん高齢になってくると
もういつ亡くなってもおかしくはないけれども、自分だけはそうはならないだろうと、ある意味
楽観視しています。
誰しも永く連れ添ったペットが覚悟していた事とはいえ、現実に亡くなり、日常の生活に
大きな穴がぽっかり空いてしまうと、それは寂しいものです。人間が亡くなった場合でも同じで、しばらくは何も手がつかない状態が続くのは、ごく自然なことです。
しかし、ただ寂しいだけならまだしも、ペットの死によって、さまざまな精神的・身体的な
症状が起きてきて自分でもどうする事もできないところまで来る、これが「ペットロス
症候群」と呼ばれているものです。これは、一般に10年前後ないしそれ以上の間を
そのペットと共に過ごす事によって培われた愛着・愛情が、突然に訪れるペットの「死」に
よって行き場を無くしてしまうことによって、引き起こされる症状だと解されています。
主に多い症状は次のようなものです。
●うつ病
●不眠
●情緒不安定、疲労や虚脱感・無気力
●摂食障害
●精神病的な症状
これらがすべて一人の人に表われる訳ではありませんが、一つでも該当するものが
あったら、要注意です。必要に応じてカウンセリング等を併用する治療を必要とする場合
もあります。日本医師会では1ヶ月以上、悲しみが癒えずに不調が続いている場合に、
受診を勧めています。
ペットを飼った事のない人に話しますと、何と大げさなで済まされることもありますが、
重篤になるまえに治療を受けることが大事です。
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