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死と生は表裏一体と別のコラムで書きましたが、見方を変えるとそれは同じものである
いえます。人を含めた動物にとって、比較しようがない最も大事な事は生と死です。
心臓を自分でコントロールでいないとの同様、自殺を除けば、生と死を自分で決める事は
できません。

言い換えれば、この2点は御仏の専制事項であるといえます。その意味から生と死は
同じカテゴリーの中に属し、生きることは死ぬこと、死ぬこととは生きること、に通じるものが
ありそうです。

私たち人間は、「健全なる肉体に健全な精神がやどる」というように、生命の主体を肉体に
おいて、こころや魂をそれに宿る従のように考えるきらいがあります。それはそれで止むを
得ない部分もありますが、パソコンのハードディスクの役割は果たす脳細胞とこころや
魂が存在するエリアは恐らく根本的に違うのではないでしょうか。

よく空気を読むとか、○○の気配がするとか言いますが、それは五感を司る脳細胞の
判断したことではなく、第6感が働いたせいではないでしょうか。そのような事象は、日常的
にもほとんどの人が経験済みでしょう。

病理精神学的には、さまざまな考察や分析がなされるのでしょうが、恐らくその行き着く先は
何か見たこともないようなものに、この空間と時間は支配されているのでは、との仮説が
目に見えるようです。

むしろ、死と生は自分たちにはどうしようもない。これは預けておくより仕様がないから
その間の生きている時間を、言い訳をせずに、完全燃焼を目指して頑張るより他に
ないではないか・・・。

そう考えますと、死と生は同じもののように思えてきませんか。

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