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空前のペットブームのなかで、ペットロス症候群にかかる飼い主が増え続けています。
そこまではいかなくても、悲しみや寂しさから日常が無気力になったり、生活の目標を
見出せないまま精神的に落ち込んでしまうという人もかなりの数にのぼると思います。

核家族の増加と少子高齢化が、ペットブームの牽引役とか言われていますが、人間の
心理的な部分では、ペットを飼いたいという欲求が何かに後押しされてこのような状況に
なっているのだと思います。

なぜ今の時代に人間とペットの共生が、こうも関心をあつめるのか、ただ可愛いばかりでは
なくお互いが必要としているからではないかと思います。
ペットは自然増殖的にふえるものではありませんから、人間が飼いたいという需要に
応える形で繁殖が進められるわけですが、それとは関係なくペットは生を授けられた
瞬間から、ある使命を持たされて生きることを余儀なくされています。

三食昼寝つきの生活が保障されている訳では決してなく、言葉には出しませんが、
人間をある意味で救うために派遣されてきたようには思えないでしょうか。

ペットロス症候群は、病としては解消されなければなりませんが、そのような病が
はびこってしまう社会的な背景や人間のこころの進化に大きな影響力をもつもので
あれば、結果的には避けては通れなかった一里塚なのかも知れません。

 

 

日本では年間45万匹もの犬猫たちが、安楽死とはいえない方法で理不尽な殺処分を受けています。

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